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2008年11月23日 (日曜日)

古生代カンブリア紀(弐)

【カンブリア紀もう一つの大スター】

オパビニア・レガリス(Opabinia regaris)

頭部に備へられた五つの目、顔面から伸びる掃除機のやうな長い口、その先端には棘の生えた鋏状の器官があります。
いやそれはまあ~、アノマロカリス以上に奇怪な生物ではありますが、體長は7cmとアノマロカリスよりずゐぶん小振りです。

オパビニアに對する古生物學上の分類としては、節足動物門のうち、絶滅種として「アノマロカリス亜門」を創設し、他の多種のアノマロカリスとオパビニアをひつくるめて分類してしまはうといふ考へ方と、「ラディオドンタ目・オパビニア科」として、アノマロカリス科とは別科のものとして扱ふといふ二つの考へ方があるやうです。

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/opabinia.html
これは後者の方です。

【最初は逆さまだったモンスター】

ハルキゲニア・スパルサ(Hallucigenia sparsa)

化石が発見された当初、トゲトゲが対になつているほうが「足」だと思はれてゐました。
そのときは、背中の触手(本当は足)が一列にしか見えなかつたからです。

ただ、このトゲトゲを「足」とするのも大変無理がありました。
脚のどこにも「関節」がないので相当歩き難いだらうと・・。
海底は砂状です。謂うてみれば、鳥取砂丘を竹馬で歩くやうなもんです。ふつう歩けません。

その後、背中の触手と思はれたものは實は二列あると判明し、復元図の修正が行はれました。

http://www.kcn.ne.jp/~agnostus/room2/hallu.htm
左が当初、右が修正後です。

【我々の祖先かも・・】

ピカイア(Pikaia )

カンブリア紀唯一の脊索動物です。「脊索(せきさく)」といふのは背骨ではありませんが、その原型となるものです。
從つて彼らは、我々「脊椎動物門」のご先祖様かも知れないのです。でも、当時はかなり日陰の存在だつたやうです。(たへがたきをたへ、しのびがたきをしのび・・)

http://www.gnhm.gr.jp/archives/inpaku/cambrian/pikaia/chapter01.html

<次回以降、適当につゞきます。>

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